開発経済論 シラバス

 

経済学部 国際経済学科専攻

氏名 馬場敏幸

授業科目名 開発経済論

 

講義概要

 開発途上国が発展し中進国、そして先進国へと歩を進めるためには何が必要なのだろうか?その課題に対し、経済学の分野では古くから様々な見解がなされ、議論が繰り広げられてきている。授業の前半ではその理論的枠組みとその変遷を『開発の政治経済学』(絵所秀紀、日本評論社)を輪読することにより学びたい。授業の後半では、アジア経済発展で重要な工業化に関して、技術移転と工業化、工業化と裾野産業、などのトピックスについて『アジアの裾野産業』(馬場敏幸、白桃書房)の輪読により学びたい。受講者のレベルによっては前半の授業を割愛・前倒しし、その分を他のテキストや原書、論文などの輪読に切り替えることも検討したい。