国家論研究会

――ナショナリズム、国家、エスニシティを中心とした研究会――

※2006年に始まった研究会で、1~2月に1度の割合で開いています。



◆次回の研究会◆



後日通知します。


なお、開催場所は
こちらで確認してください。


◆どなたでも参加できます。お気軽にご出席ください。質問や問い合わせ、また、その他何か不明な点のある方は主催者(佐藤)までご連絡下さい。 ⇒問い合わせ




◆これまでの記録(2012年6月以後)

2021年3月19日(月)午後2時より(Zoom開催)
[報告者]
池田和希(東京外国語大学)「イタリアにおける急進右派政党の動向 -中道右派再編の視点から」
田嶋淳子(法政大学)「イタリアにおける中国系移住家族の変遷 -移住第二世代調査を中心に」



2020年12月20日(日)午後2時より、zoomにて
[報告者]
岸見太一(早稲田大学,立正大学) 「移動の自由はどのくらい重要か」
梁英聖(一橋大学) 「大沼保昭の「1952年体制」再論:レイシズムとシティズンシップの対抗関係からみた可能性について」




2020年6月28日(日)午後2時より、zoomにて
★吉野耕作先生を追悼して
[報告者」]
佐藤成基(法政大学) 「吉野耕作のナショナリズム分析 -「消費」サイドの観点から」
明戸隆浩(法政大学) 「「日本における文化ナショナリズム -その変化と継続」をめぐって」 (吉野先生の遺構となった英語論文について)
新倉貴仁(成城大学) 「現代ナショナリズム試論 -複製技術の変化に注目して」




2019年10月27日(日)午後2時、法政大学市ヶ谷キャンパス大学院棟301教室
[合評会]高谷幸編『移民政策とは何か -日本の現実から考える』(明石書店)
コメンテーター:是川夕(国立社会保障・人口問題研究所)、岸見太一(早稲田大学)
[報告者]
Kristin Surak (SOAS, University of London) "Labor Migration and the State: Guestworker Programs in Japan, South Korea, and Taiwan"



9月15日(日)午後2時、法政大学市谷キャンパス大学院棟301教室
[報告者]
土井智義(日本学術振興会) 「米国の沖縄統治と強制送還 -「外国人」の管理制度の系譜を考える―」
長島怜央さん(日本学術振興会) 「アジア・太平洋における米軍基地と人の移動 -沖縄グアム移民の経験した排除と包摂―」



2019年6月23日(日)午後2時より、法政大学市ヶ谷キャンパス大学院棟301教室
[報告者]
樋口直人(徳島大学) 「Facebookにみるネット右翼の生活世界」
Natalie-Anne Hallさん(マンチェスター大学) 「ブレクジット支持者のフェイスブック使用とナショナリズム」



2019年4月21日(日)午後2時より、法政大学市谷キャンパス大学院棟301教室
[報告者]
崔銀姫(仏教大学) 「戦後韓国におけるナショナリズムの言説~「8.15」テレビドキュメンタリーシリーズを中心に~」
津田正太郎(法政大学)「記憶との闘い -第二次大戦時における英国のプロパガンダ政策」



2019年2月24日(日)午後2時より、法政大学市谷キャンパス大学院棟301教室
[報告者]
柄谷利恵子(関西大学) 「自分さがし」をすすめる英国――ウィンドラッシュ(Windrush)事件とブレグジッド(Brexit) からその行方を問う
吉田公記(法政大学) イギリスにおける人権法と排外主義的ポピュリズムの発展




2018年11月11日(日) 午後2時より、法政大学市ヶ谷キャンパス大学院棟301教室
[報告者]
高希麗(神戸大学)「大韓民国における国籍概念—歴史的背景と現代的問題に基づく民族性、恣意性—」
林玲美(武蔵大学)「全国型民族組織間の協働の不在とその要因に関する一考察」



2018年4月29日(日) 午後2時より、法政大学市ヶ谷キャンパス大学院棟301教室
[報告者]
秦泉寺友紀(和洋女子大学) 「イタリアにおけるイスラムの位相 -注視/攻撃の社会的背景」
佐藤成基(法政大学) 「グローバル化の中の右翼ポピュリズム -ドイツAfDの事例を中心にして」



2018年3月5日(月) 午後2時より、法政大学市ヶ谷キャンパス大学院棟301教室
[報告者]
明戸隆浩(関東学院大学ほか) 「差別是正措置なきバックラッシュ ――現代日本におけるヘイトスピーチと排外主義」
田辺俊介&原田哲志(早稲田大学)「現代日本の排外主義の計量的解明 ーー「嫌韓」と「若者の排外主義」を対象として」


2017年11月26日(日) 午後1時半~6時、法政大学市ヶ谷キャンパス大学院棟301教室
[報告者]
人見泰弘(名古屋学院大学) 「戦後日本の難民政策の制度構造とその変遷」
安齋耀太(東京大学) 「ドイツ連邦共和国における「庇護」の基礎」


2017年10月15日(日)午後2時より、法政大学市ヶ谷キャンパス大学院棟301教室
[報告者]
富樫耕介(東海大学)「チェチェン紛争はいかに理解されてきたのか:ロシアにおける民族問題の分析視覚
鶴園裕基(早稲田大学)「送還、登録、法的地位――占領初期在日台湾人・中国人に対する移動管理の始動(1945-1947)」


・2017年7月9日(日)午後2時より、法政大学市ヶ谷キャンパス大学院棟301教室
[報告者]
上林千恵子(法政大学) 「日本の移民政策を成功させる条件の考察」
佐々木てる(青森公立大学) 「人口減少地域における外国人・移民政策 ~青森県を事例として~」


2017年6月11日(日)午後2時より、法政大学市ヶ谷キャンパス大学院棟301教室
[報告者]
吉村貴之(早稲田大学) 「ソヴィエト・アルメニアと在外同胞との関係に見るアルメニア・ナショナリズムの変容」<br>
新倉貴仁(成城大学) 「「文化」のナショナリズムの時代 ―『「能率」の共同体』より」


2017年4月23日(日)午後2時より、法政大学市ヶ谷キャンパス大学院棟301教室
[報告者]
重松尚(東京大学)  「中・東欧諸国における歴史認識問題 -リトアニアの対独協力の記憶を題材に」
佐藤成基(法政大学)  「国民国家と外国人の権利 -1970・80年代ドイツの外国人政策を中心に」


・2017年3月12日(日)午後2時より、法政大学市ヶ谷キャンパス、大学院棟301教室
[報告者]
南川文里(立命館大学) 「アメリカ合衆国における排外主義と国境管理 -ネイティヴィズムの歴史的展開に注目して」
[合評会]
ロジャーズ・ブルーベイカー(佐藤成基・高橋誠一・岩城邦義・吉田公記編訳)『グローバル化する世界と「帰属の政治」 移民・シティズンシップ・国民国家』(明石書店、2016年)
コメンテーター:明戸隆浩(関東学院大学ほか)、曺慶鎬(立教大学)


・2017年1月29日(日)午後2時より、法政大学市ヶ谷キャンパス、大学院棟301教室
[報告者]
櫻本陽一(ヨーロッパ社会学センター研究員(社会科学高等研究院))「ピエール・ブルデューの国家論―講義録『国家について』を中心に」
鈴木鉄忠(中央大学)「イタリア東部国境地域のナショナリズム: R.ブルーベイカーの「三者関係モデル」による分析」


・2016年11月13日(日)午後2時より、法政大学市ヶ谷キャンパス、大学院棟301教室
[報告者]
高橋誠一(法政大学) 「市民的統合におけるシティズンシップ――クルド人の事例から」
栗林大(中央大学) 「ネオリベラル化してゆく社会におけるナショナル・アイデンティティ:「社会的希望」概念を手がかりに」


・2016年10月2日(日)午後2時より、法政大学市ヶ谷キャンパス、大学院棟301教室
[報告者]
西谷内博美(法政大学) 白老のアイヌ民族の近代史
仲村愛(明治大学) 間文化主義とケベック・ネイション


・2016年7月31日(日)午後2時より、法政大学市谷キャンパス、大学院棟301教室
[報告者]
樽本英樹(北海道大学)  外国人移民排外主義の分析に向けて
岡野内正(法政大学) グローバル化問題の分析をはばむ三つのワナーくに(国家)、いち(市場)、いえ(家族)



・2016年6月5日(日)午後2時より、法政大学市ヶ谷キャンパス、大学院棟301教室
[報告者]
坂井晃介(東京大学) 「自助のための援助」の意味論 --ドイツ社会国家形成期における安全・自由・補完性
津田正太郎(法政大学)  ナショナリズムの規範理論 --差異の(不)可視性をめぐる問い



・2016年6月8日(日)午後2時より、法政大学市ヶ谷キャンパス、大学院棟301教室
[報告者]
品治佑吉(東京大学)  戦間期日本における「国民」と「公民」――戸田貞三に着目して
渡邊隼(東京大学) 地域社会研究所におけるコミュニティ構想


・2016年3月6日(日)午後2時より、法政大学市ヶ谷キャンパス、大学院棟301教室
[報告者]
永吉希久子(東北大学) 「福祉国家は排外主義を醸成するか、乗り越えるか?」
佐藤成基(法政大学) 「近年のドイツにおける排外主義の台頭 ―「イスラム批判」からPEGIDAまで―」


・2016年1月24日(日)午後2時より、法政大学市ヶ谷キャンパス、大学院棟301教室
「報告者]
小島望(明治大学) 「オリヴァー・クロムウェルにおける「ネーション」の観念」
坂井晃介(東京大学)「「政治システムの自己記述」を記述する -19世紀ドイツにおける「国家と社会の区別」を事例としたルーマン政治理論の経験化」


・2015年10月18日(日)午後2時より、法政大学市ヶ谷キャンパス、大学院棟301教室
[報告者]
佐藤成基(法政大学)「難民受け入れ国としてのドイツ」
穐山新(筑波大学)「近代中国における社会調査の思想と実践――李景漢の社会調査論と中国農村社会」


・2015年8月2日(日)午後4時より、法政大学市ヶ谷キャンパス、大学院棟501教室
(法政大学「グローバル化と移民問題研究所」研究会との合同)
[報告者]
森千香子(一橋大学)「フランスにおけるレイシズムの新展開と争点――極右、反移民政策、イスラモフォビア」


・2015年7月5日(日)午後2時より、法政大学市ヶ谷キャンパス、大学院棟301教室
[報告者]
稲葉年計(首都大学東京)  市民社会の軌跡 ―後期近代日本の歴史社会学―
兼子諭(法政大学)  アレクサンダー市民圏論の検討 -市民社会の文化社会学を目指して-


・2015年5月17日(日)午後2時より、法政大学市ヶ谷キャンパス、大学院棟301教室
[報告者」
山川卓(立命館大学)  現代クロアチアの「国民」イデオロギーと「ヨーロッパ化」ー「ロマ」保護政策をめぐって
高橋順子(日本女子大学)  沖縄「復帰」の構造―ナショナルアイデンティティの編成過程



・2015年4月12日(日)午後2時より、法政大学市ヶ谷キャンパス、大学院棟301教室
[報告者]
長島怜央(法政大学) 「先住民の土地権とアメリカのレイシズム・植民地主義 ―グアムにおけるカラーブラインド・イデオロギーに着目した考察―」
金容賛(立命館大学) 「徐載弼と独立協会の活動におけるシンボルとナショナリズム」


・2015年2月1日(日)午後2時より、法政大学市ヶ谷キャンパス、大学院棟301教室
[報告者]
遠藤正敬 (早稲田大学) 「明治日本における「国民」の資格と血統主義の採用-家と戸籍に従属した国籍」
阿部純一郎 (椙山女子学園大学) 「占領期日本の国際観光とマーシャルプラン」


・2014年12月21日(日)午後2時より、法政大学市ヶ谷キャンパス大学院棟301教室
[報告者」
吉田公記(法政大学)「近年のイギリスにおける移民排斥言説の理解に向けた一考察」
明戸隆浩「関東学院大学ほか)「〈在特会〉以降の日本における反レイシズム運動の成立と展開 ――マジョリティ-マイノリティ関係と当事者-支援者関係の交錯」


・2014年11月9日(日)午後2時より、法政大学市ヶ谷キャンパス、大学院棟301教室
[報告者]
猿谷弘江(上智大学) "Protests and Democracy in Japan: The Development of Movement Fields and the 1960 Anpo Protests"
原百年(山梨学院大学/法政大学) 「アメリカにおけるブラック・ナショナリズムの分析 ――リチャード・アレンをケースに」


2014年9月21日(日)午後2時より、法政大学市ヶ谷キャンパス大学院棟301教室
[報告者]
坂下雅一(一橋大学) 「複合ネーション「沖縄県民」の起源−−戦後初期沖縄を事例とする「ナショナル・アイデンティティ」の生成・変容・高揚過程分析」
新倉貴仁(東京大学) 「ナショナリズムと社会変容−−第一次大戦後から高度成長期まで」



・ 2014年7月27日(日)午後2時より、法政大学市ヶ谷キャンパス大学院棟301教室。
[報告者]
鶴見太郎(埼玉大学) 「相互依存的アイデンティティ――帝国崩壊直後の白系ロシア・ユダヤ人」
柏崎千佳子(慶応義塾大学) 「自治体の多文化共生施策――体系化の意義と課題」


・2013年12月1日(日)午後1時より、法政大学市ヶ谷キャンパス富士見校地内 80年館7階 中1会議室
[報告者]
黒木麻衣子(LSE博士課程修了) 現代日本外交におけるナショナリズムの言説分析
佐々木てる(青森大学) 近代日本の人種主義と植民地政策


・2013年10月27日(日)午後2時より、法政大学市ヶ谷キャンパス大学院棟203教室
[報告者]
明戸隆浩(関東学院大学ほか) ヘイトスピーチ規制論争における「論法」を考える ―—レイシスト、反レイシスト、そして「表現の自由」
秦泉寺有紀(和洋女子大学) 今なぜ国立移民博物館なのか――イタリアのナショナル・アイデンティティの現在


・2013年8月4日(日)午後2時より 市ヶ谷キャンパス大学院棟301教室
[報告者]
田辺俊介(早稲田大学) 濱田国佑(東京女学館大学) ナショナル・アイデンティティの概念図式――「民族型」ネーションとしての日本を事例とした実証的検討
韓東賢(ハン・トンヒョン)(東京映画大学) アイデンティティの「主観的評価」とナショナリズム ――「朝鮮学校(ウリハッキョ)的ナショナリズム」をめぐる議論に向けて


・2013年4月28日(日) 午後2時より 市ヶ谷キャンパス大学院棟203教室 
[報告者]
武田歩(一橋大学) 移住と運動の交錯する越境空間――ドイツのクルド人ディアスポラ・コミュニティ
佐藤成基(法政大学) ドイツの排外主義 ――「右翼のノーマル化」のなかで


・2013年3月10日(日)午後2時より 法政大学市ヶ谷キャンパス大学院棟203教室
[報告者]
望戸愛果(一橋大学)「「戦争の平凡化」と「聖地」創出――アメリカ在郷軍人会による西武戦線巡礼事業の変遷過程」


・2012年11月18日(日)午後2時より、法政大学市谷キャンパス
[報告者]
小林真生(国立民族学博物館)「地域社会を通じて見た外国人技能実習制度―北海道稚内市の事例を中心に」
冨江直子(茨城大学)「福祉社会論の再検討 ―「日本型福祉社会論」の歴史的位置づけをめぐって―」


・2012年9月30日(日)午後2時より、法政大学市ヶ谷キャンパス301教室
[報告者]
原百年(山梨学院大学)「ナショナリズム論 ―統合的アプローチ―」
吉田耕平(東京都立大学)「第一次大戦後科学主義の挑戦と挫折 ―戦間期米国社会学における社会的なものの再生の系譜、1910-1914―」


・2012年8月5日(日)午後2時より、法政大学市ヶ谷キャンパス301教室
[報告者]
左古輝人(東京都立大学)「ジェニファー・ジャーモン『ジェンダーの系譜額』』について」
佐藤成喜(法政大学)「国家の形成 ―ヴェーバー、ティリー、ブルデュー―」


2012年6月24日(日)午後2時より、法政大学301教室
[報告者]
長島怜央(法政大学)「レイシストなき植民地主義 ―ハワイにおけるカラーブラインド・イデオロギー論の考察―」
兼子諭(法政大学)「物語としての事件報道 ―マーティン射殺事件の報道分析から―」




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